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高きを仰ぎ

アマチュアチェロ弾きの近況報告

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センバツの出場校が発表された。
21世紀枠の2校のうち1校は、そのまんま東改め東国原宮崎県知事の母校。
候補校に選出されたのは県知事選よりもはるか前の話だし、今回の選出は宮崎県知事選挙とは関係ないのだろうが、まるで「目をつぶって振ったらホームラン」みたいなタイムリーな選出。
そういえば、拉致被害者の蓮池サンが帰国してすぐ、蓮池サンの母校の柏崎高校が選出されたこともあったっけ.....
二度あることは三度あるというが、次はどんな偶然があるのか楽しみだ。
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入試のシーズンが始まった。
当社はまだしばらく日があるのだが、私立の特待などはそろそろ結果が出始めているらしい。
他県の話だが,友人のお嬢さんが部活特待で入学金・授業料全額免除で合格したそうだ。

少子化で生き残りをかけているせいもあるが、私立は,学校の宣伝になりそうな生徒に対しては,特待その他,特別待遇らしい。
具体的には,有名大学に合格の可能性が高い「成績優秀者」と、注目度の高い部活動で活躍が期待される生徒。
そういえば,年末に全国高校駅伝の1区でトップ争いを繰り広げていたのは大部分が留学生。アフリカあたりから有望な選手をスカウトしてくるらしいが、そこまでやるかね~という感じ....

他にも、「体育コースの授業」と称して、週に何日か午後から部活動の練習やってる強豪校のウワサも聞くし。

ひとつのことに打ち込む経験,という点で部活動ってすごく重要だと思うし、かくいう私のガクタイ生活の原点も中学時代のちっぽけな吹奏楽部。
そういう点では、部活動の意義ってよくわかるんだけど、大人の思惑で振り回されるようになるとね。
各種大会は、「一部の私立高校の部」と「それ以外の普通の高校の部」にわけてやって欲しい気分。
今年の甲子園とか、公立の代表がズラリと並んで欲しいですね。
打楽器がらみで「火中の栗」を拾うことになった依頼演奏会だが、もう1つ難題が....
それは大至急「曲目解説」を書いてくれという依頼。(尻拭い第2弾!)
さっと書けるようなプログラムだったらいいんだけど、今回のプログラムは,ワルツにポルカに映画音楽。あまり「得意分野」じゃないのよね。シュトラウス・ファミリーの曲だってことぐらい知ってても、どれが1世でどれがヨーゼフかなんて興味もなかった。一番有名な曲が多いのは2世だから、試験の答だったら「ヨハンシュトラウス2世」と書いとけば半分位はあたるんだろうけど、曲目解説だといいかげんなことは書けないから。
しかも演奏会の客層とか考えると特に依頼演奏会の場合、「わかりやすく、楽しいもの」を書かなきゃならにからけっこう難しい。

ただ、最近はネットで検索するといろいろ出てくるのが嬉しい。
西部劇のメドレーなんて「荒野の7人」は知ってたけど,他の2曲はまったく知らない曲で、楽譜には「THE GOOD,THE BAD AND THE UGLY」『HANG'EM HIGH」と書かれているだけ。
これ直訳しても映画の題名(邦題)には結びつかない。後者は「奴らを高く吊るせ!」とかいう映画で原型をとどめているものの、存在さえ知らない映画だった。問題は前者。なんと「続夕日のガンマン(用心棒)」という邦題だということがようやく判明。こっちは、名前だけは聞いたことがある映画。ネットがなかったらどうにもならなかったと思う。

ちなみに、この調査の過程で「西部劇」について多少詳しくなった。
ハリウッド映画ばかりかと思ったら、イタリア製作のマカロニ・ウェスタンというカテゴリーがあること。今では「硫黄島2部作」の監督として名高いイーストウッドは、ハリウッドでデビューしたがあまり注目さえれず、「続夕日のガンマン」などマカロニウィスタンでの演技で人気が出て、そのハリウッド復帰第1作が「奴らを高く吊るせ!」なんだとか...

それにしても、西部劇にありがちな獰猛なインディアンと戦う勇敢な白人ってとんでもないストーリーだよね。自分たちが世界で一番偉いと思っているアメリカの白人は喜んだのかもしれないけど、歴史的な事実とすれば大嘘だから。
実際は、平和に暮らしていたネイティブ・アメリカンから土地を奪い,命を奪った時代の話なんだけど。
来週末に予定されている依頼演奏会、映画音楽とかワルツやポルカを集めた「定期」とはひと味違った演奏会になる。
そのこと自体は良いことなのだが、問題は、打楽器の量が半端ではない。(楽器の種類もプレーヤーの人数も)
実は、うちのオケ、「定期ではティンパニーだけ」なんてこともあるから、手持ちの打楽器も少ないし、打楽器の団員も1人だけ。おかげで、打楽器の多い曲をやる場合、「借り物競走」+エキストラ集めが大変なのだ!
もちろん、定期のプログラムの中にそういう曲を入れる時は、それなりの覚悟をしてやるのだが、依頼演奏会までそのようなさわぎはしたくないので、ふだんは、依頼演奏会については「なるべく打楽器が少ないプログラム」でお願いしている。

にもかかわらず,今回のようなプログラムになったのは、「知り合いの市民バンドから人も楽器も手配できる」という前提でこれを提案した人がいたからだ。
ふだんやっている苦労もなしにめったにやれないプログラムで演奏できるので有り難い話だと思っていたら、大どんでん返し!
なんと「本番が入っているのでダメだと言われた」とのこと。日程が決まっていることなのだから事前に下話ぐらいしておけばよさそうなものなのだけど....

そうは言っても,練習がはじまっているし、日程的にもプログラムの変更というわけにもいかない。そこで、またまた「借り物競走&人探し」

これがとってもキツかった。手持ちの打楽器が少ないということは、すべての楽器を使って練習できるのは当日だけ、ということにつながる。そうなるとエキストラも「それなりの人」を頼むしかないし,特に映画音楽には鍵盤打楽器がかなり使われている。
いつもお願いしている方が空いていなかった上、その方の知り合いを何人か聞いていただいたのだが、運悪く全部ダメ。結局、県外にいる知り合いにまで泣きついて、エキストラが全員確定したのは3日前。特殊な打楽器を1つ使うのだが、その手はずがついたのが昨日。けっきょく、1ヶ月近く「打楽器騒動」をする羽目になってしまったのだ。

そして本番当日に最後の大仕事。
楽器の借用と返却。量も多いし、積み込みの人足を募集したのだが....
選曲に関わった行きがかり上、お手伝いを申し出てくれた人も何人かいたのだが、騒ぎの張本人はね....
申し訳ないと思ったら、楽器の運搬ぐらい手伝うのが「大人の対応」だと思うのだけどね。

まあ、ここまで来たら,心身ともに「重労働」した分、演奏を楽しむしかないと割り切っているですけどね。
目からウロコというか、固定観念を打ち破られたことをあと2つ。

<その1>
パートの中で弾き方を揃えすぎない方が、いい音がする(こともある)という話。
私の目の前2メートルほどの位置で安永先生が自らヴァイオリンを弾きながら「こう弾くのとこう弾くの、どっちがいいですか」と皆に聞いてくる。当然、どちらかの弾き方に統一しようという前提での問いだと思っていたら、なんと、「どっちでもいいのです。むしろ両方いた方がいい音がする」という言葉。
オケの練習の中で、「弾き方を揃えて」と指示されることがある。詳しくは知らないが,プロ・オケの中でも、欠員が出ると同門や弟子の中で優秀な人で補充する所もあると聞く。たしかにそうすれば奏法が統一されやすいし、セクションとしてはいい音が出るのかな、と思っていた。
以前、20世紀の名演奏(だったかな)の中で、斎藤秀雄先生が指導していた頃の桐朋学園のオケの映像を見た時、あまりにも弓の使い方とか統一されていたのを見て、びっくりしたこともある。
もちろん、それはそれで、意味があるのだろうが、それとは正反対とも思える「弾き方を揃えない方が....」という話はカルチャーショックだった。

<その2>
「近くで聴いてきれいな音程が,離れて聴いた時にはきれいな音程だとは限らない」という話。
「ピアノと違って弦楽器や管楽器は純正律で演奏できるのだから、それを使ってきれいに和音を響かせろ」という話をよく聴くし、実際、純正律の和音は心地よい響きがする。もちろん、純正律ばかりを追求すると旋律的に考えた時の音程に矛盾が生じることもあるし、転調の多い音楽で純正律を基本にする場合、どう折り合いをつければいいのだろうか、といったことを感じながらも、「合奏の基本は純正律」と思っていただけに、実験も含め、純正律が万能ではないことを知ったのもカルチャーショック。もっとも、そこまで音程をコントロールできているわけではないし、チェロという楽器の特性上、チェロ・アンサンブルの時を別にすれば、「第3音」とかを弾く機会はあまりないのだが...

どちらも、非常に高いレベルの話だし、プロの中にも別の意見を持っている人もいるのだろうけど、すごい話を聞くことができたのも今回の収穫だった。
記憶がさめないうちにマスターズで感じた事をもう少し。
今回の課題のひとつは「音でお話しする」ということだった。

安永先生によれば「メトロノーム通りのテンポで演奏するだけならつまらない。正確に演奏するだけなら機械にやらせればいい」と言うことで、微妙なテンポの変化やフレーズの切れ目の「間」の取り方の練習が多かった。

実は,ずいぶん前に藤原義章先生の「リズムはゆらぐ」という理論(「新しいアンサンブル入門」)を読んだのだが、その時は,文章で読むだけなので、理屈としてはなんんとなく理解しつつも、感覚的にはよくわかっていなかった。今回は、その実技編みたいな感じだったので、再度、本棚からひっぱり出して読みなおそうかと思う。

ただ、この「微妙なテンポの伸び縮み」とか「多少,合わなくても、音楽を通して語るほうが大事」って、よく分かるんだけど、一歩間違えると単なる自己満足につながりかねない危険があると思う。

現象としては「テンポが速くなる」としても、我々の場合、無意識のうちに「走って」いるだけのほうがずっと多いし、それが「暴走」に近いものだったりすることも少なくない。
今回のように、微妙かつ自然にテンポを自由自在にコントロールするためには、「正確な」テンポで弾くための練習を軽視してはいけないと思うし、楽器をコントロールする力とともに、合奏しながらできるだけ多くの音を聴くことや、曲を十分理解して、「この部分のテンポを決めるのはどのパートか」といったことを判断することがすごく大事だと思う。

もし、これができないと、弾いてる本人は気持ちよくても、聴いている人や一緒に演奏しているメンバーは、「???」ということが起こりかねないと思う。

別に美術に詳しいわけではないのだが、ピカソって、上手いのか下手なのか私なんぞには判断しがたい絵で有名だが、実は、すごく精密なデッサンも残しているのだそうだ。そういう意味では、音楽も美術も共通しているような気がする。
正確な音程やリズムで演奏する技術が土台にあり、なおかつ、リズムが揺らいだり、微妙に高めにとったほうが、音楽的になる、という世界。
この先、どこまで進めるかわからないけど、練習するしかないですね。
マスターズで感じたこともいろいろ書きたいのだが、とりあえずは、前回書いた中の「世の中は狭い」の詳細。
実は、Uさんたちと星さまの話で盛り上がった中で、あっと驚く事実が判明。

今年9月に星さまの指揮でオペラをやらせていただける予定なのだが、Uさんの所でも同じオペラをやる方向で話が進んでいるのだそうな....
もちろん指揮者は星さま。それなりのお年なのに全国を飛び回るすごいバイタリティ。
こちらのほうが、練習・公演とも半年ほど早いので、いろいろ情報を提供してあげることになった。

ことによると、はるばるこちらの公演を観に来てくれるかもしれないし、逆に,日程さえ合えばなんとか、先方の公演を観に行きたいと考えている。(ピットに入っているとステージ上の様子は後日,ビデオで見るだけなので、星さまの指揮で別の団体が演奏するのは興味津々なのです。)
他にも「世の中は狭い」と感じることはあったのだが、それはまたの機会に!
JAO(日本アマチュアオーケストラ連盟)が主催するマスターズ・キャンプも無事終了。
夏のフェスティバルとともに「夢のような」時間を過ごす事ができた。
今回の講師は安永先生、いわずとしれたベルリンフィルのコンサートマスターである。
全国からの参加者が弦楽合奏の指導を受けたのだ。
用意された曲は「フィレンツェの思い出」(チャイコフスキー)の1楽章とフランツ・リヒターの「シンフォニア」(全曲)、フランク・ブリッジの「組曲」の1楽章。
まったく性格の違う3曲を練習し、最終日にはレクチャー・コンサートも行なうという盛りだくさんの内容。

ちなみに、「フィレンツェの思い出」は、もともとは弦楽六重奏の曲なのだが、今回のように弦楽合奏で演奏することもある曲である。
ご承知の人も多いと思うが、弦楽六重奏ということは、チェロとビオラはそれぞれ2パートづつある。
事務局からの指示は「パートは当日指定。途中でパートを入れ替えて練習するので、1・2番とも楽譜を見てこい」というものだが、実はこの曲、1stチェロは相当難しい。結局、2ndはほとんど楽譜を見られないまま当日を迎えてしまった。

練習開始の30分ほど前、発表されたパート割は2nd。
あの弾きにくい1stをとりあえずは弾かずにすんで一安心、と思って座席表をよく見たら、トップの席。
いくら「当日指定」とは言っても,トップぐらいは事前に連絡が行っているのだろうと思って油断していたら、とんでもないことになってしまった。
1・2番で.別々の動きをすることも多い曲な上、参加メンバーの大半は、全国から集まった「うるさ方」。プレッシャ-の中で練習は進む。(苦笑)

「最初に1回通しましょうか」とか言われたら、9割がた「撃沈」だったと思うのだが、幸いなことに、最初の部分から、少しづつ、かなり細かい練習。しかも、時間の関係で、最初の三分の一ぐらいやったところで、「場替え」をして、ブリッジとリヒターの曲の練習。
初日の「フィレンツェ」の練習が終わった時は、ノックアウト寸前でゴングに救われたボクサーの気分(たぶん)。

けっこう「リピーター」も多いので、練習終了後は築地の寿司屋まで繰り出して遅めの夕食兼宴会。さらに月島も近いので、ホテルの近くまで戻って、これまた地元名物の「もんじゃ焼き」を食べながら再会を祝う。
ちなみに、メンバーの中には12月に「星さま」の指揮で第9をやった人がいる。何年か前からの「顔見知り」で、彼女(Uさん)のオケで第9をやるという話は、「星さま」本人から1年以上も前に聞いていたのだが、とっても楽しく演奏できたみたい。
ちなみに、「世の中、狭いな」という事実がこの話の中で判明したのだが、その点はまた後で。

ホテルに戻って、ひたすら、音を聴きながら楽譜と睨めっこ。i-Pod持ってって良かったよ、と思いながら、ひたすら「自転車操業」。

こうして一日目の夜は更けていった.....
新しい年が始まった。
一年がたつのは本当に早いと思う。
手応えを感じたり、ボロボロになったりを繰り返しながら、いつの間にか新しい年になっていた感じ…
しかも始まってからすでに4日=1年の1%以上過ぎた。(笑)

元々は「歴史屋」さんだからか、気長に物事に取り組めるほうではあるんだけど、そうは言ってもね。
仕事にしても趣味にしても、例えば80人いたら80通りの考え方や経験、求めるものの違いなどがあるから簡単にいかないのは当たり前とはいうものの….
新年早々、気分はいまひとつ。そのうち「復活」するとは思うけど。

その点、ダイエットみたいに自分で頑張れば結果が出やすいのは「楽」と言えば「楽」ですよね。お腹が減るだけで気持ちの面では何の問題もない。
ズボンとか新しいウェストサイズのやつを揃えたばかりだけけど、そろそろ第二弾にチェレンジしょうか、なんて密かな野望。(笑)

「自分で頑張れば結果が」という点では、楽器もそうなんだけど、体重計にのれば結果が確認できるダイエットと違って、こちらは成果が見えにくい。特にうちの師匠の場合、極端に「1曲をじっくりと」という人なで、「1年間でエチュードこれだけ進んだよ」というレッスンじゃないからね。
毎年、年の初めには、「毎日楽器にさわろう」と決意はするのだけど、今年は何月まで続くかな。

それにしても、今週末に弾くチャイコの「フィレンツェの想い出」(1楽章)、思いのほか、弾きにくい。しかも速い。(苦笑)ただ、あせって「テンポで弾く」というか「テンポでごまかす」練習とかしても意味はないかなとは思いながらも、残り日数もあるからね。
「本番」じゃなくて一種の「セミナー」なんだけど、「練習熱心」なメンバーが集まるから、あまり弾けてないとね。
今日と明日は「時間との戦い」(?)
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