FC2ブログ

高きを仰ぎ

アマチュアチェロ弾きの近況報告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
リアル&ネットつながりの知人の日記の題名に
「##はつらいよ」というのがあった。
自分のオケの練習、その他にストレスを感じているという話を聞いていたので、てっきり.##には「オーケストラ」が入るのかと思っていたら、入る単語は「男」「ハイポジ」「選挙」の3つだった。いずれもなるほどなと思う話だったんだが...

世間の人からは「(あいつは)オーケストラが楽しくってしかたがない」と思われているらしいのだが、私自身は「オーケストラはつらいよ」と思うこともしばしばある。

つらい理由はいろいろあって、例えば、時間的な制約。
きちんと練習に出ようと思うとけっこう、これはつらいものがある。正直言って「今日はオケ休んで仕事しないと間に合わないかな」と思うこともある。ある程度、自分の裁量で仕事できる部分もあるのだが、そうは言っても年に何度かは「師走」もありますから....
ということは、適当に休めばつらくなくなるのかもしれないけど....

それから「自分の努力だけでは解決できないこともある」というつらさ。
自分自身が上手く弾けなくて「つらい」としてもそれは自分で練習すれば解決できるのだが、オケとして練習が上手くいっていない時って、自分が頑張るだけではどうにもならないし...

次に、雑用の多さ。演奏面でいい加減なヤツは最悪だが、演奏面ではまあまあ頑張っていても「私弾く人」みたいな人が多いこと。ある程度組織が大きくなると「自分は動かなくても何とかなってしまう」みたいなことは少なくないが、オケの場合もこれが当てはまる。頼めば、ある程度やってくれるのだが、学生時代も含め十年以上オケやってる人が大部分なのだから、いちいち頼まれなくても何とかならないのかと思うとつらい。給料もらってる時はまだしも、そうじゃない時まで「学校の先生」みたいなことはやりたくないのだ。

他にもいろいろあるけど、それでも辞めずにいるのは、時には「やっててよかった」って思えることもあるから。マラソン走ったり、険しい山に登る人もこんな感じなんだろうか。
スポンサーサイト
昨年5月に始めたピアノトリオ、11月に初の自主公演をやった後は、ヴァイオリニストの腱鞘炎だの、ピアニストのオペラ裏方だの、私の復活オケだのいろいろあって長い冬眠状態だったけど、ようやく活動再開。
といっても、実は、こんなことになるとも思わずに申し込んでおいたロビーコンサートの期日が迫ったので、活動再開をせざるを得なかったってこともあるんだけれど...

結局、リリーフをお願いすることになったヴァイオリンのSさんも彼女が当地に引っ越して来た時からの顔見知り。学生の頃はジュネスにも出ていた上手な方で室内楽でも一度ご一緒できたらな、と思っていたのでちょうど良い機会となった。
ただ、腱鞘炎でリハビリ中のヴァイオリニストのことを考えると「めでたさも中くらいなり、おらが春」状態ですね。

ロビーコンサートということもあり、よく知られた小品でプログラムを組むことにしたのだが、小品ばかりで30分というとけっこう曲数が必要になる。事前に主催者に連絡しておいた曲だけでは時間が足りないこともあって楽譜を持ち寄り、大初見大会。
けっこう良さそうな曲もある反面、アレンジが今ひとつの曲もあった上、プログラムとして並べてみると問題発生!
「ゆったり系」の曲が多くて、軽快な感じのがほとんどない。
それでも何とか9曲ほど選んでようやく本番に向けて動き始めた感じ。

楽譜的に「難しい」曲はないのだけれど、「みんなが知ってる曲」ばかり並べるのってけっこうプレッシャー。ちょっとしたミスでもバレそうでね。(笑)それとピアノが相手だとちょっとでも音程外すとよくわかってしまうこと!弦楽器だけのアンサンブルだと音色が似ている関係か、ピアノ相手ほど音程が悪くても「目立たない」上、お互いがなんとなく「歩み寄って」結果的に合っているように聴こえちゃうこともあるんだけど、ピアノが相手だとそれが通用しないから怖い。ただ、「室内楽初心者」の私にとっては「場数を踏む」大事なチャンス。見た目の「簡単さ」に騙されず、クオリティの高い演奏をめざして頑張ろう。
他県のオケにいるチェロ仲間が自分のオケを評して
>東大・京大を目指して頑張っている生徒もいれば地元の私立で十分という生徒や放課後のバイトにせいを出している生徒もいる・・・
例えるとこんな感じでしょうか。。。(笑)

と書いていた。
地方の場合、アマオケの数が多くて「自分に合った」オケが選びやすい首都圏などと違って「ごった煮」状態になるので、1つのオケの中にかなり上手な人もいれば初心者同然の人もいるし、意識の高い人間もいれば、そうではない人間もいることが多い。彼の文章を見て、いずこも同じだなと思いつつ、これって、ストレスが溜まるんだよなと思った次第。

技術的な問題というのは、「過程の問題」みたいな面もあって、誰でも最初から上手だったわけではないから、あまり上手でない「新人さん」が来たところで、一生懸命練習に取り組んでいればそれほど気にならないものだが、向上心のない人たちと一緒にオケをやるのは辛い。
大学受験の場合なら、まわりが「バイト命」の人たちばかりでも、自分だけ頑張れば結果につながるけれど、オケの場合は団体競技みたいなもんだから「多勢に無勢」状態になるので、自分の努力が報いられないことも多いのだ。

ひとくちに「音楽を楽しむ」と言ったところで、いろいろあって、
「東大や京大を目指して頑張っている生徒」みたいにひたすら練習に励み、よりよい演奏を目指し、それが実現することに喜びを見いだす人もいるが、
口では「いい演奏をしましょうね」と言いながら、客観的に見ると「地元の私立で十分」というレベルの努力で満足している人もいる。
さらに、「オーケストラの中に自分が入っている」というレベルの(在籍しているが)「放課後のバイトに精出している生徒」みたいな人もいる。
この結果、ある人たちが「音楽を楽しんでいる」一方で真面目に取り組んでいる人が「音楽を楽しめない」ことも起こりうる。

音楽の場合、勝ち負けがはっきりしているスポーツなどと違って、演奏の良し悪しを判断できるか否かも「本人の力量」によって違うからよけいにタチが悪い。
「東大・京大をめさす」タイプの人は多くの場合、自分で楽器を弾いて喜んでいるだけじゃなくて、積極的に演奏会を聴きに行ったりする人が多いのだが、そうでない人は「聴きに行く」面でも「それなり」の人が多いから、演奏の良し悪しを判断するという点でも「それなり」である。最近話題の「鈍感力」の持ち主と言えないこともないが....

正直な話、「くたびれたぁ~」と我慢の限界寸前になることもあれば「気を取り直して頑張ろう」と思うこともある。
明日からの合宿、いろいろな面で「疲れる」と思うが「心地よい疲れ」になることを祈りたい。
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がある。
いわゆるグレシャムの法則。本来は経済学の話なのだが、ことによるとオーケストラにも当てはまるのでは、と考えている。

というのは、自分自身も含めてなのだが、オケの練習に出ていてストレスが溜まったという話を別の複数のオケに在籍する複数の友人から聞いたからである。

正直言って、真面目にオケに取り組むのって、けっこう「つらい」ものもある。
一番大きいのは、時間的な制約。真面目にオケに取り組もうとすればするほど、練習日には、他にやりたいことがあったとしても練習を優先させるようになる。ただ、これってけっこう辛い。
それでも練習が充実していたりすると、苦にはならないのだが、オケの雰囲気が停滞して来たり、「演奏会の谷間」の時期に、あまり気合いの入らない曲の練習が入ったりすると、義務感だけで練習に出るようになり、ひたすら疲れるだけになってしまうこともある。
特に弦楽器の場合、管楽器のように「オケはイマイチだったけど、あの人すごく良かったね」ということはあり得ないのでよけいにオケ全体の出来不出来が気になると思う。

練習や本番がどういう状態だと充実感が得られないかは、その人のレベルによっても変わるからよけいにタチが悪い。ちゃんとやっていない人間は何も感じない一方で、真面目に取り組んでいる人間のほうが挫折感を持ったりすることもある。

特に、ある程度、上手で、ソロや室内楽でも楽しめるようになると、負担が多い割には満足感が少ないのでオケには入らなくても十分、音楽を楽しめることになるので、その結果、「上手いから入らない」という人も現れる。特にアマチュアに場合、生活がかかっているわけではないから、嫌なら話は簡単である。

もちろん、ストレス溜めながらも、オケでしか描けない「極彩色の絵」みたいなものを求めて、オケを続けている人も少なくはないのだが....

「悪貨は良貨を駆逐する」という法則がオーケストラには当てはならないことを祈るばかりである。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。